シニアの事故は増加している
社団法人 日本損害保険協会では、シニアドライバーの交通事故に関する調査報告書として、
『自動車保険データにみるシニアドライバー事故の現状と予測シニアドライバーの事故』という冊子を作成しています。概要を記すと、
☆死者数の年齢層別内訳では、50歳以上のシニア層全体で51.6%、また、65歳以上の高齢者層だけでも31.6%を占めています。特に70歳以上の事故はここ5年で二倍です。
☆シニア層の人口増加で事故も増えるというのは当然の考え方ですが、シニアドライバーの事故は、ドライバー人口(免許保有者)の増加割合を超えて増加中という深刻な状況にあります。
シニアドライバーの事故の特徴では、
■人身事故については、他の年齢層と比べ「追突」が少なく、「出合い頭」が多い
■物損事故については、他の年齢層と比べ「追突」が少なく、「側面衝突」と「後退時衝突」が多い
■他の年齢層と比べ、「軽四輪車」による事故が多い
主な事故事例:
2003年11月4日:東北自動車道でインターチェンジの出口付近でバック中の70歳男性の乗用
車にトラックが追突して、男性が死亡。男性が、インターチェンジの出口レーンを見落として通過してしまい、バックで戻る途中だったもよう。
● 2004年4月13日:東名高速道路で、73歳男性の乗用車が逆走し、走行中の乗用車に衝突。男性は死亡し、衝突された乗用車の運転手が重傷を負った。
● 2004年6月3日:東京都中野区の屋上駐車場から、66歳男性の乗用車が外壁を突き破って路上に転落し、通りがかった小学生が重傷、男性も負傷した。男性が運転を誤ったのが原因とみられる。
シニアドライバーの身体特性と事故の関係@