事故を記録するドライブレコーダー

数年前からタクシーなどに搭載されるようになった「ドライブレコーダー」。
運転業務に携わる方の専用ツールと考えていたら、最近では一般向けの製品も数多く販売されています。
事故証拠として、裁判にも取り上げられるようになったことから、いざ事故というときの対策として、また事故防止に有効なツールとしての見方もされているのが背景のようです。
2007年6月、兵庫県での車どおしの衝突事故が起き、この裁判でタクシー側についていたレコーダーの相手加害者の飲酒による運転ミスがハッキリとわかる映像が、加害者の一方的過失として懲役23年という重い量刑を確定させたのです。
この装置の仕組みは、ルームミラー付近に設置されるカメラつきの小さな装置で、事故などの衝撃を感知して、その前後20秒ほどの映像を保存するというものです。日時や速度も表示できる機種もあり、事故証拠として認知されるようになってきました。最近、テレビ番組でも事故の瞬間という内容でオンエアされることが多いので、ご覧になった方も多いと思います。
今まで加害者・被害者双方の主張と、目撃者の証言を主に係争されていた裁判ですが、こうした技術のおかげでより高度な分析ができ、より公正な判決が実現できるようになったのは大変いいことです。
映像の実例によって、今まで想像に頼っていた事故の状況が、実際の事故状況分析ができるようになって、今後は事故の減少の一助となることでしょう。
万一の事故に備えて、仕事で車を使う方以外でも、この装置を設置する方が増えています。日頃安全運転を心がけている方であれば、もらい事故等で不当な過失を責められるのは嫌なものです。搭載することで、不安を減らせるということから、また価格も3万円以内で買える機種が増えたことから売り上げが伸びているようです。



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